サプリメントの種類や選び方を症状別・目的別にご紹介しています

尿酸値を下げて痛風を予防する

尿酸値を下げて痛風を予防するサプリメント

痛風は、血液中に「尿酸」という物質が増えてしまうことによって起こるもので、足の親指や、ひじやひざ、かかと、くるぶし、そのほかの全身の関節などに激しい痛みを引き起こします。痛みの原因となる尿酸は、プリン体が代謝される際に産生される老廃物で、これが体内に蓄積されると結晶となり、関節に沈着して痛風の発作を起こします。
尿酸値を下げて痛風を予防するには、プリン体を多く含む食品を避けるようにするのが基本ですが、補助的なものとしてサプリメントがあります。
痛風を予防するサプリメントには、クエン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、葉酸、ビタミンC、カリウム、プロメライン、ケルセチン、チェリーなどがあります。

クエン酸

クエン酸とは、かんきつ類の酸味成分ですが、尿をアルカリ化し尿酸を溶けやすくするはたらきがあります。その結果、尿酸値を下げ、痛風を予防する成分として注目されています。実際に、クエン酸は、病院で処方される痛風の治療薬にも配合されています。
クエン酸は、顆粒タイプのものが市販されていますが、サプリメントとしても各種販売されています。

EPA(エイコサペンタエン酸)

EPA(エイコサペンタエン酸)とは、さばやイワシなどの青魚に多く含まれる脂肪酸です。EPA(エイコサペンタエン酸)には、痛風による炎症を悪化させるロイコトリエンという物質の生成を抑える働きがあります。EPAは、非常に酸化されやすく、不安定な脂肪酸であるため、酸化を防ぐはたらきのあるビタミンEを一緒に摂ると効果的です。

葉酸

葉酸は、ビタミンB群の一つですが、尿酸がつくられるときに働く酵素、キサンチンオキシターゼの活性を弱める働きがあります。その結果、体内でつくられる尿酸の量を減らし、痛風を予防することができるとされています。

ビタミンC

ビタミンCは、関節やその他の組織に蓄積した尿酸を腎臓に運び、尿への排泄を促すとされています。その結果、体内の尿酸の量を減らすことができます。ただし、痛風患者がいきなり大量のビタミンCを摂ると、体内の尿酸が一気に腎臓へ流れ、腎障害をおこす可能性があるので、必要量を守りながら少しずつ増やすことが望まれます。

カリウム

カリウムには、腎臓での尿酸の濾過を促進し、尿とともに体外へ排泄するはたらきがあります。

プロメライン

天然の抗炎症剤といわれるブロメラインは、パイナップルの茎に含まれるたんぱく質分解酵素で、痛風発作による炎症を抑える働きがあるとみられています。ブロメラインには、炎症箇所の血流を改善して炎症を緩和する働きがあるため、痛風発作の予防のほか、関節炎やリューマチにもその効果が期待されています。

ケルセチン

ケルセチンは植物に広く含まれているフラボノイドの一種です。ケルセチンには、炎症を抑える働きがあるうえにブロメラインの吸収を助け、尿酸生成を抑える働きもあると考えられています。 また、葉酸と同じように、キサンチンオキシダーゼの働きを抑えて尿酸の生成を防ぐ働きもあることが知られています。ケルセチンは、ブロメラインと一緒に摂ると、より効果が期待できます。

チェリー

アメリカでは、痛風の民間療法としてチェリー(さくらんぼ)のジュースが広く用いられています。痛風の予防や改善に関するメカニズムは、まだ明らかにされていませんが、黒っぽいチェリーの皮に含まれるアントシアニン色素が注目されています。強力な抗酸化物質であるアントシアニンには、ロイコトリエンやヒスタミンなどの放出を抑え、炎症を鎮める働きがあるからです。
サプリメントでは、タルトチェリーが良く知られていますが、タルトチェリーには、アントシアニンのほか、カリウムやビタミンC、ケルセチンなどの尿酸値を下げる働きのある成分が含まれています。

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